印伝革(鹿革) 9種
印伝革 になります。
鹿革に本漆で重ねた和紙に
柿渋で加工した型紙を用いて模様を現した印伝革。
使い込むほど艶が増し愛着ある作品へと変わっていく、
伝統柄の持つ想いと共に大切に仕立てたい一品です。
奈良県宇陀市(旧宇陀郡)菟田野
“国の始まりは大和の国、郡の始まりは宇陀郡”と万葉集にも謳われる
いにしえの地で作られる宇陀印伝。
明日香時代にまで遡る革産業の歴史と共に、
古代よりの伝統技術と代々受け継がれる手法を駆使し
鞣しから加工まで一貫して生産されています。
・トンボ 写真2枚目上 (黒下地/白漆)(紺下地/赤漆)
前にしか進まないことから勝虫と呼ばれ、縁起の良い虫として
武具や装束などに多く愛用されてきました。
・麻の葉 写真2枚目下 (紺下地/白漆)(赤下地/白漆)
成長が早い麻に願いを込めて子供の産着や下着によく使われ、
その他に邪気を払う魔除けの意味もあるという。
・青海波 写真3枚目 (黒下地/白漆)(紺下地/白漆)
扇状に重なった模様は大海原を表し海のように
平穏な生活が続くことの願いが込められている。
また幸運を呼び起こす吉祥模様として
能装束などに使われている。
・市松 写真4枚目上 (黒下地/白漆)(黒下地/赤漆)
途切れることなく続くことから繁栄の意味があり、
子孫繁栄など縁起の良い模様とされている。
・小桜 写真4枚目下 (赤下地/白漆)(紺下地/白漆)
平安時代以降花といえば桜を指し、日本の国花として
象徴されるほど年代問わずに愛されている模様です。
原厚 : 0.85 mm厚
サイズ : 約 22 x 22 cm
印伝革 各種 1枚 4,600 円+税